データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

はじめての方へ

このページは初めての方に向けた自己紹介とその他諸々のページです。よしなに。




自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

lucies.hatenablog.com




↓それでは最新記事をどうぞ↓



まじめなこと

100年前からデータドリブンな経営を研究する経営工学という学問の話

いつもよりちょっとポエム感薄めだけどポエムです 導入 データサイエンスブーム以降、ちょくちょく話に聞く「データドリブン経営」という言葉がある。2019年にはハーバード・ビジネス・レビューが特集を組んでたりとか、ちょいちょいバズワード化していた感…

ちょっとストイックになるくらいが楽に生きられる

前回の記事の続きみたいな話ですが別に前回の記事読まなくても良いです。 導入 マネージャーという立場になってから、数年経つけど、結構いろんなメンバーと話してきたし、採用の面接面談みたいなことも結構やってきました。若い人は特に、みんな口々に"○○を…

ジョブズの服の話から始まるMP消費の話。

いらすとやの使い勝手を痛感している。 導入 これは有名なエピソードなので、今更語るほどでもないけれど、「スティーブ・ジョブズは決断の回数を減らすために毎日同じ服を着ている」という話がある。 www.training-c.co.jp まあよく引用される話なので検索…

採用者は職務経歴書のどこを見てるのか

こういう事どこまで書いていいのかよくわからんけど書いてみるやつ。 あくまで私見です。"弊社"でも"一般論"でもなく、"私は"こう考えてる、というやつですね。 導入 前回の記事でもちょこっと書いたんだけど、最近は採用活動をがっつりやっております。で、…

ジョブ型採用みたいな言葉があるけどジョブを定義するのが一番むずかしいんじゃって話

最近は採用周りをちょくちょく頑張っているのでそのお話。 導入 ジョブ型雇用、みたいな言葉があるじゃないですか。どうも、コロナ後の世界でリモートワークが普及して、しきりにジョブ型採用だ!っていう言葉が言われてる感じがします。 どうやら3度目のジ…

分析職と技術職のズレ、ビジネス職とのズレ

はい、なんか久々に分析関連のことを書こうと思います。私です。 分析官を5-6年くらいやってたんですけど、未だにあんまり状況変わってないなあって思うのが、分析屋って技術者なんだっけ?っていうこの微妙な立ち位置。 今日はそのあたりの話。 導入 データ…

なぜ丁寧に時間をかける人ほど、仕事ができないのか

なぜhogehogeほどfugafugaなのか、みたいなタイトルを付けるとクリック率が上がるっていう噂を聞きました。嫌いな人も多そう。私は嫌いです。 どうも私です。 仕事にかけた時間と仕事の価値は比例しない 今日はこのあたりのお話。例によってだいたい導入部分…

目指せ給料UP!会社員が評価を上げる方法

慣れないタイトルの付け方をしてしまって気持ちが悪い。 どうも私です。 評価を上げるためのステップアップ だいたい今日の記事はこの図で説明しきったので満足です。あとは駄文が続くのでもう良いんじゃないですかね、帰っても。帰り際にフォローだけしてい…

待遇を良くすれば事故は起きないのか

待遇と成果の関係 今日の結論 待遇上げたからって成果が上がるわけじゃないぞ そもそも成果が出ないと待遇上げる予算も出ないぞ 人を教育しよう 導入 はい、どうも私です。 なんか、事件がありましたね。やれ年収300万だなんだっていう。 www.itmedia.co.jp …

データサイエンティスト周辺のキャリアパスを真面目に考えてみる

データサイエンティスト周辺のキャリア例 この記事について 今回の記事で紹介する役割ざっくり 【基本職】データアナリスト - SQL - ドメイン知識 - IT基礎知識 - ロジカルシンキング 【上級職】データコンサルタント - プレゼン - プロジェクトマネジメント…

【専門性の身につけ方】あなたが本を出版するならそのタイトルはなんですか?

あなたが本を出版するなら、そのタイトルはなんですか?

データエンハンサーとはなんぞや。

先に結論書いておきます。 分析官がやりたくない仕事全部やる お久しぶりのご挨拶 お久しぶりです。どうもこんにちは。 どうもまあお陰様で仕事はまあまあ忙しくしております。 まあまあ忙しくてもはや読書すらしていないのでそんなに記事を書くタイミングも…

マネージャーに求められるもの

新年度が始まって、組織編成の煽りを受けてマネージャーを首になったので少し振り返りがてら、マネージャーは何をしなければならないのかを少し考えてみる。 1月、中途で新メンバーが入ってきて。某電機メーカーのシステム子会社から来た人なんだけど、「上…

AEAES:AIDMA、AISASの通じない世界の購買行動モデル考えてみた

なんか数日前に図らずとも珍しくちょいバズみたいになってしまったのだけど、ブログにもストックしておこうと思う。 これはコカ・コーラと某飲食業のマーケが全く同じことを言ってたんだけど、彼らはテレビで認知→Webで刈り取りというよくやりがちなマーケを…

社会人の勉強は生活習慣のデザインから。

新社会人が入ってきて、キラキラした感じになってますね。 新社会人も、最初のうちはみんなモチベーション高く入ってくるのだけれど。実際に仕事を始めてしばらくすると、周囲を見ながら自分のスキルので至らなさに追われる人が結構いるみたいなんですよね。…

GAFAの真似事をする人たち

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 作者: スコット・ギャロウェイ 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 最近増えてる気がするんですよね。というか増えてるんですよ、私の観測範囲…

意識高い系の人カタカナ語多すぎ問題

定期的に巡ってくるこの手の話題。特に貼り付けたりはしないんだけど、定期的に話題になりますよね、なんでもカタカナにしやがって、的なツイートとか。それに対する個人的な見解。 ビジネスの場でよく使われるカタカナ語 liginc.co.jp こんなまとめができる…

能力を上げる基本的な方法

結論 結論だけ言うと フィードバック大事 レビュー大事 ディスカッション大事 以上、です。 「能力」にもいろいろあるのだけれど、基本的にいろいろな能力を身につける方法は、この3つに集約されていくと思います。 フィードバック大事。 結構インターネット…

なぜゼネラリストが無能になるのか?

さて、久々に読書と関係無い記事でも書こうと思います。 三行でまとめる チームにおいてただのゼネラリストは無能 チームの能力はチームメンバーの最大値に依存する 有能なゼネラリストはスペシャリストをつなぐスペシャリスト チームワークとはなにか 現代…

生産性を上げるにはまず継続的な改善を。

さて。ここ数日、社内ニートをやっております。私です。生産性ゼロです。お賃金はいつもどおりなのでこれを勝ち組というのでしょう。仕事をくれ。 なぜ社内ニートをやってるのかという話はしないのですけど。暇すぎるので、ひたすら色々な記事を読みふけると…

報酬よりやりがいよりまず敬意を払え

Twitterでよく見る議論、というか一方的に拡散されるツイートに、「企業が金を出さない、金を出さない企業はおかしい」的なやつがある。給料出さないのに人材を欲しがる、とか、やりがい搾取だ、とか。だから技術者が海外に流出するんだ、とか。絵師な方々が…

なぜ失敗を許さない組織がダメになるのか。

多分ブログには書いてないんだけど、10月以降、某ザ・古き良き日本企業とがっつり組んで仕事をしております。そこで色々、自社とは違う文化、組織を目にして来て色々と気づきはあるので、少しづつ小出しにしていこうかと。Twitterで小出しにしていることの焼…

データと分析のイマドキのリテラシーと営業と技術の溝。

どちらかというと、頭の整理が出来ていないので、雑記。 今、営業とかどちらかというとビジネス職の人向けに、データの分析に必要なリテラシーについてまとめているのだけれど。これがとても難しいなぁと思ってるんですよね。 コンサルの人が書いたような、…

汎用AIとチャットボットと音声認識の未来

先日ふと考えたことを書き留めるだけの駄文です。 人工知能隆盛で、こないだのCESなんかでもAmazonのAlexa(Amazon echo)が結構盛り上がっていたらしいです。聞いた話。 で、その流れでAmazon echoはどこに向かうんだろうね、という話をしていたんですよね…

オウンドメディアの終焉

色々あって調べていたので少しまとめっぽい感じで。 さてまだ記憶に新しいコカ・コーラパークの終了などもありますが。 www.mediologic.com オウンドメディア自体がやはり厳しいものになりつつあるんだろうなぁと思ったのでそのあたりの話を、別の切り口から…

桃太郎は悪人。

なんか今更一ヶ月くらい前のツイートに反応があったので。 最近何箇所かで刑務所に関する記事とか番組とか見てて思ったんだけど、日本人って欧州とかに比べるとすごく懲罰的発想が好きなのかなぁと。更生的発想よりも懲罰的発想が先に来るというか。なんでな…

文系のプレゼンと理系のプレゼン

「営業のプレゼン」と「研究者のプレゼン」と言い換えた方が正しいかもしれない。 何で急にこんな事を書くかというと、 一昨日〜昨日にかけて会社で、 経営課題と解決策をプレゼンする的なことをやる合宿的なやつがあったんですね。 で、色んな人のプレゼン…

ゴマすりで出世したように見える人。

はじめに よくいるじゃないですか。ゴマすりで出世する人。 正確に言うと、「ゴマすりで出世しているように見える人」。 これ、個人的にはちょっと違うんじゃないかなーと思っているのでまとめ。 組織は目的に合わせてデザインされる まず、大前提として、だ…

リモートオフィスやってみたら日本企業の人事評価のダメさがわかった話

今日のネタ。 会社に一応ね、リモートオフィス制度みたいのがあって。回数は限られてるけど、社外で仕事できるの。で、やってみた感想。 会議とか特に入ってない日を狙って取りましたよ。 今月1回と、先月末に1回、計2回やってみたのでメリットデメリット書…

事業展開の罠。

面白い記事があったので。 jp.techcrunch.com 記事の内容は読んでもらえれば良いんだけど、簡単に言うと。 既存事業の「上」に何かの事業を興そうと思うと、難しい ということ。 記事の中では、チップ企業がその上に乗せるアプリケーション事業を興そうとし…