データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

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自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

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ジョブズの服の話から始まるMP消費の話。

いらすとやの使い勝手を痛感している。

 

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導入

これは有名なエピソードなので、今更語るほどでもないけれど、「スティーブ・ジョブズは決断の回数を減らすために毎日同じ服を着ている」という話がある。

www.training-c.co.jp

まあよく引用される話なので検索すればいくらでも出てくることでしょう。この記事によると、アインシュタインマーク・ザッカーバーグも同じ事をしていたらしい。

 

この手の「決断疲れ」のような、運動とかと違って肉体的な消耗はしていないのに疲労が溜まることを、ドラクエを始めとしたゲームで使われる「MP」になぞらえている人は結構いる。

HP/MP理論 | RickyNews

大学生活はMP消費が激しすぎた。。。|らて/会社員2年目|note

要するにストレスが溜まる、という意味と捉えてもよいのだと思うが。回復もできる、という意味ではMPという概念の方が使い勝手が良かったり。ということで今日はこの決断やその他にまつわるMP消費の話。

 

決断にはMPを消費する。

上に書いたように、「決断」というのは結構MPを消費する。朝服を選ぶのもそうだし、朝食何食べるかもそうだし。仕事というのは、ホワイトカラーであるほどに決断の連続になったりする。

 

休日に空き時間ができたりすると、「色々やりたいことはあったのに結局ダラダラ過ごしてしまった」みたいなのも、「空き時間に何をするか決断する」ということ自体がMPを使う行為なので結構避けてしまうのはありがち。

 

何もジョブズみたいな大きな仕事に限った話ではなく、今日の仕事の優先度を決めるのもMPを消費するし、今わからないことを質問するかどうかを決めるのだってMPを消費する。

 

結構日々、活動しているだけでMPを消費するものである。

 

MPの消費には個性がある

このMPの消費、ストレスのかかる行動って「決断」に限った話じゃなくて、色々な行動があるっぽくて、しかも人によってどの行動でMPを消費するか、っていうのは結構違うらしい。

 

たとえば、コロナ禍でかなり断絶が生まれていたのが、「家にいるとMPが消費されるタイプ」と「家から出るとMPを消費するタイプ」。前者の人たちはこのコロナ禍で中々家から出られず、かなり辛い状況に陥っているらしい。一方で私みたいな後者の方はMPを消費しなくて済む口実ができているのでMPを温存できている。

 

他にも、活字を読むとMPを消費する人もいれば、活字中毒みたいな活字を読まないとMPを消費し続け、終いには食品パッケージの成分表を読み始めるような人もいる。人とコミュニケーションするとMPを消費する人もいれば、コミュニケーションでMPを著しく消費する人もいる。

 

基本的に「趣味」というのは得てしてMPを回復させるための活動、なわけだけれど、興味のない人にはMPを消費する活動になる。最初のジョブズの洋服選びの話だって、洋服好きの人からしたら洋服を選ぶ時間というのはMPを回復する活動になりえるだろう。

 

MPの浪費を防ぐ

このMPを消費する活動って、体力は使わないけどかなり疲れが来るので、効果的に使わないとボス戦で魔法が使えなくて困る、というような状況に陥る。

 

決断がストレスになる多くの人にとっては、毎日同じ服を着るように「習慣化」し、ルーチンにしてしまうのが浪費を防ぐ手段になる。

 

私の場合だと、休日空き時間ができたらすることをリストアップしていて、全て上から順にこなしていくだけなので決断による疲れを防げている。どの漫画の何巻を読むか、というレベルまでタスクリスト化している感じ。結構おすすめ。

 

習慣化というのは決意を新たにするだけでは無意味だ、っていうのは大前研一の言葉だけれど。

 習慣化にはある程度の仕組みが必要なので、そういう仕組を入れていくことが重要。毎日同じ服を着ないまでも、ある程度ローテーション決めちゃうとかね。

 

 習慣化研究所、結構ためになるのでおすすめ。

 

決断に限った話ではなく、MPを消費する活動というのは個性があるので、この個性を自覚する、その上でMP消費をいつどこで行うか、をある程度自分の中でルールを決める、ってことをするとMPの浪費が防げそう。

 

活字を読むのにMPを使う人も、意外とPodcastみたいなものだとそんなにストレスたまらなかったり。その逆も然り。

 

MPを回復する

一番のMP回復方法は、たぶん大抵の人にとっては十分な睡眠を取ることだろう。経験的には、睡眠でMPを結構リセットできる。睡眠が不足していると十分に回復していない感がすごくて、MPが不足してくると頭痛になったりとかする。つらい。

 

他にも、上記みたいな趣味の活動はMPをある程度回復できるみたい。

 

活動的な趣味もいいけど、ある程度パターン化して没頭できるタイプの趣味が結構良さそう。スマホゲーとかにハマりがちな人って、多分それがMPを使わないコンフォートゾーンになるからなのだと思う。ただ、この手のやつはやりすぎちゃうので終わりにするタイミングを予め決めておいて、かつ、終わったら何をするのかを決めておくのがよさそう。

 

他にもインドアで没頭できる趣味っていうのは結構良さそうですよね。料理とか編み物とか、ある程度レシピが決まっててその手順通り黙々とタスクをこなしていくような趣味とかも良いよね。

 

まとめ

  • 決断にはMPを消費する
  • 決断以外にもMPを消費する事はたくさんあるし、個性がある
  • 自分のMPとうまく向き合おう

 

 

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