データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

はじめての方へ

このページは初めての方に向けた自己紹介とその他諸々のページです。よしなに。




自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

lucies.hatenablog.com




↓それでは最新記事をどうぞ↓



ちょっとストイックになるくらいが楽に生きられる

前回の記事の続きみたいな話ですが別に前回の記事読まなくても良いです。

トレーニングマシンで筋トレをする男性のイラスト

導入

マネージャーという立場になってから、数年経つけど、結構いろんなメンバーと話してきたし、採用の面接面談みたいなことも結構やってきました。若い人は特に、みんな口々に"○○を学びたいんです!"っていう言葉を結構発する。メンバーも、採用の候補者もみんな言う。

 

けど、実際に何かを学んでいる人ってすごく少ない。いろんなバイアスがかかるから何%、とかは言えないけど、弊社の技術職ですら日常的に学んでいる人ていうのは体感で半分には到底追いつかないくらい。

 

私はたぶん、周りからすごく勉強するストイックな人間だと思われているんだけど。実際は、ストイックに学べない事自体がコンプレックスだったので結構いろんな工夫をしてストイックっぽく見せる手法というのを身に着けてきている。

 

この、ストイックになるというか、「努力を習慣化する」というのは意思決定をかなり楽にする=MP消費を抑える効果があるので、生きるのが結構楽になるなって思っているのでそういう話。

 

ストイックとは

ストイックとは何か、を辞書的に言うと

自身厳しく律し、禁欲的に己を持する、という意味

ストイックとは何? Weblio辞書

らしいです。この辞書にもある通り、

自分定め基準厳守して行動する

こと、と。

 

禁欲的、という言葉が結構強いんだけど、そこまでいかなくても、「自分で決めてそのとおり行動する」程度のものだとこの記事では考えてます。たぶん、ただ行動するのではなく、「日常的に」というのがポイントになりそうな気はしています。

 

意思決定にはMPを使う

前回の記事にも書いたとおりだけれど、意思決定にはエネルギーを使う。これは日々の生活の些細な意思決定でもそれなりにストレスがかかるから、ジョブズは毎日同じ服を着ていた、というのは前回も引用した話。

 

スティーブ・ジョブズは、なぜ毎日同じ服を着るのか?という話 | トレマガ | FCEトレーニング・カンパニー

 

この意思決定にエネルギーを使う場面は日常的にも結構多くて、「今日空いた時間に何をするか」を決めるのすらもエネルギーがかかる。「よし、今から勉強を始めるぞ!」っていうのはすごくエネルギーのかかる活動なので、中々実行に移せなかったりする。

 

よく言われるのは、「一度始めちゃえば結局長く続く」っていう話。たとえばランニングを始めるときには「5分だけ」とか、「とりあえず靴を履くのを目標に」とかすると、靴を履いたタイミングで、「せっかく靴履いたし走りに行くか・・・」と、結局長時間走ってしまったりする。

www.countand1.com

 

この最初のちょっと、すごく低いハードルのことを"ベイビーステップ"と言うらしいが、実際にはこの最初のちょっとにはすごく「意思決定のエネルギー」を使うので、結局この最初の一歩すら踏み出せない事は多い。

 

物理の世界でいう慣性の法則みたいなイメージで、自転車を漕ぎ始めるのはすごくエネルギーを使うけどスピードがのってくると漕ぐのが楽になる、みたいな話。

 

意思決定のストレスと満たされないストレスの二重苦

多くの人が、(建前かもしれないけど)○○を勉強したい、とか身につけたいとかっていうけど実際は行動できない、っていうのは冒頭でも書いたけれど。「自分一人では勉強できないけど、周囲が企画してくれる勉強会にはよく参加する」とかって人は多い。

 

こういう人の「勉強したい」っていう気持ちは、「勉強しないとどこかで自らが不幸になるのでは」っていう不安から来ているケースも多くて、適切に学習する機会を作らないと不安が増大していく。勉強しないこと自体がストレスになっちゃう。けど誰かが勉強を強制してくれないと

 

一方で、何かをしよう、と思って行動するのもストレスがかかるので、やってもやらなくてもストレスがかかるという八方塞がり状態。こういう状態の人は結構多い。

 

 

習慣化による脱却

これを脱却するのが、習慣化である。

 前回も紹介した習慣化研究所のツイートがわかりやすい

 

失敗する習慣化というのは、たとえば「1日に1時間だけ勉強する」とかいう方法。これだと、他の用事をやっているうちにいつの間にか余裕のある1時間なんてものがとれなくなってダラダラしてるうちにその1時間が消え去ってしまう。

画像

習慣化研究所のツイートにもあるように、あらかじめ、「トリガー」となる実行条件を決めることと、「何をやるか」を先に決め、やったら記録をつける。重要なのは何をするかではなく、何かをするためにどういう習慣を作るかである。

 

私の場合は、「暇ができたら」「やりたいことリストに入ってるものを何も考えず上から順に」「実施したら記録を残し今日やったことをリストの一番下におくる」みたいなルールを決めて実施してる(厳密にはもっと細かいルール決めてるけど)

 

 

あと、個人的にうまくいっているのが、「趣味」にも同様の記録をつけて趣味の方こそストイックにやる、ということ。私の場合は、読む漫画買う漫画をすべてリストアップして上から順に読んだり買ったりする、という事をしている。今リストに2万冊くらいある。

 

これをやることの一番のメリットは、ついついダラダラやってしまうことをスパッと終わらせられる事。タイマーを1時間かけて、1時間のうちでリストの上から漫画読む、っていうことをしている。すると、このタイマーが鳴る瞬間が次の行動のためのトリガーになる。

 

まとめ

ということで、努力を習慣化してストイックに生きることで、

  • 定期的に努力をする生活が身につくので不安が減る
  • 日々の生活における意思決定が少なくて済むのでストレスが減る

という、大きなメリットがある。結果的に何かの能力が身に付くし、趣味の方までストイックにできるのでかなり密度の高い生活を送れるようになり、人生自体が充実していく。QoL爆上がり。おためしあれ。

 

今日はこのくらいです。

 

 

 

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