データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

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このページは初めての方に向けた自己紹介とその他諸々のページです。よしなに。




自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

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【読書記録】THE MODEL

 

 お久しぶりです。

ブログ更新が滞ってたのは転職活動とか色々してたからです。忙しかった。

 

ということで今回の本は久々のマーケ本。BtoBマーケの本というのは実は初めてかもしれない。著者はマルケトの社長。デジタルマーケの業界では知らない人はいないマルケト。オラクル、セールスフォースといった名だたるSaaS企業の営業組織を作ってきた人。

 

転職活動中に某日系SaaS企業を受けていたのだけれど。田町にあるお金が前に進む会社。そこがやはりSaaSビジネスを根幹としていて、営業プロセスの話とかそのプロセスに基づいたKPI管理の話とか、そういうところの話をかなりしたんですよね。でも僕はメディア側の人間なので全然ピンと来なくて、これ読んでだいぶしっくり来た。

 

月額課金系SaaSのビジネスと、広告メディアだったりクラウドみたいな従量課金系ビジネスとだと比重が違うのだろうけど。顧客のステージに合わせて営業しましょう、というのはまあそのとおりだし学べるところは多かったです。けど僕ら広告側からすると、広告代理店というスーパー権力があったりするので素直に取り入れるのはちょっとむずかしい。圧倒的にカスタマーサクセスに比重が偏る。

 

最後の章は営業組織の作り方、人の育て方でそこはそのまんま取り入れられそうだな、という感じ。よくある組織論ではあるのだけれど、まあそうだよねーという。

 

総じて言って、SaaSビジネスの関係者なら読んでおいて損はない一冊だと思いました。