【読書記録】売れるロジックの見つけ方
マーケッターとデータサイエンティストが語る 売れるロジックの見つけ方
- 作者: 後藤一喜(ごとう・かずよし),山本覚(やまもとさとる)
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2015/01/07
- メディア: 単行本
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何か、昔デジタルマーケ系のセミナーに行った時に、抽選で貰った本です。確か、山本覚さんが登壇していた。貰ったきり、積んであったのを消費した形。
後藤一喜さんという人は顔と名前が一致しないので詳しいことはわからないのだけれど。山本さんは結構メディアとかでもちょいちょい見るし、Twittrerもフォローしておりますが。LPOツールで有名な、データアーティストの社長さん。ババアのところでクッキー焼いてた時に、バナー広告をよく見た記憶がある。
前半は後藤さんのパートで、行動経済学的な観点からマーケティングを捉えて語っており、この行動経済学的なマーケティングのソリューションとして、LPOが適切である、という話につなげていく。
後半担当の山本さんは、国内における人工知能の第一人者として知られる、松尾先生の研究室出身(だった気がする)だけあって、この本の内容も、統計的なところに踏み込みながら理屈で解説していき、最後は具体的な手法にまで踏み込んでいく。
胡散臭いタイトルの本だな、、、と思いながら読んだのだけれど、中身は結構ガチガチの理論&実践本で、思ったよりは勉強になった感じです。とは言え山本さんのポジショントークも多少交えなければいけないのでLPOも紹介するよ、という感じではあるのだけれど。考え方自体はLPOに限った話ではなく、もっと広く応用できるし、されるべきものですね。
個人的にはあくまで広告を中心としたデータビジネスが本業なので、LPOをやりつつも、集客文脈とうまく結びつけながら考えていきたいところであります。