【読書記録】情報の呼吸法
- 作者: 津田大介
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2012/01/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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<概要>
The 津田大介入門。
<中身>
買ったのは大分前なんだけど、ようやく読みました。津田さん読むのは2冊目かな。動員の革命に続き。動員の革命って読んだけどこっちのブログには書いてないかも。
1.津田大介という人間が良く見える本。
何というか、1人のジャーナリストでありながら妙な存在感のある津田さん。の、思考のルーツみたいのが見えてくるというか。津田さんが情報というものをどう捉えていて、どういう思想で行動しているのか、そういうのが見えてくる本。という説明をすると何か自伝みたい。だけど、割と自伝っぽい部分も結構あるかも。
2.キュレーターではなくバーテンダー
という部分が一番印象に残ったかな。情報を整理してわかりやすくするだけのキュレーターではなく、カクテルのように混ぜあわせて差し出す。この辺に、僕がこのブログでやりたい事/書きたいこともあるような気がした。
3.動員の革命よりも薄い
かな、内容が。動員の革命はインタビュー形式だったっていうのもあり、事実のオンパレードで、かなりジャーナリズムを感じる本だったけど。こっちは何というか、Twitter入門というか、情報の集め方入門というか、情報の発し方入門というか。比較的”入門”という言葉がしっくり来る気はする。
4.オフライン情報の価値
は、最近結構意識していて。ネットで集まる情報って所詮ネットで集まる情報に過ぎないんだよね。キュレーターにはなれるかもしれないけど、元の情報以上のものって何も得られない。というのがここ最近かなり多くの情報に触れるようにはしているんだけど、特に感じる事。他の人と"足で差をつける"という事をしたいですね。「今の時代ネットで誰とでも会える」と言っているので、津田さんにも直接会いに行きたい所。配属次第だけど。
<まとめ> 改めて何かを得られるタイプの本ではなかったかなーという感じはあるんだけど、これを読んでから情報に対する触れ方というのは少し変わるかも知れないし変わらないかも知れない。ただ、津田さんに対する見方は結構変わるかもなーという感じ。
いじょー。
<おまけ>
ちょーとブログの方針を変えようかなーとか思ったり思わなかったりしております。読んでて楽しいものが書けたら良いなっていう所。