【2016年版】今年就職する人が読むべき本3+1冊
この記事について。
月末、何度か今年就職する後輩たちと話す機会があって、
後輩たちの前でスピーチする機会とかもあって、
そういうところで言い切れなかった事を整理する意味も込めて書きます。
あくまで「今年就職する人」向けなので、
具体的なスキル系の勉強とかはあんましなくて良いと思うんだよね、最初は。
みんなやれ人工知能だなんだって言いたくなるんだろうけど、そういうのは後で良い。
どうせ仕事してるうちに何を勉強すれば良いかってわかってくるし、
業種職種で変わるところなので一概には言えないので。
ということで、3冊に絞ったのはそれぞれ、
- キャリアの本
- マインドセットの本
- スキルセットの本
を1冊ずつ。+1は劇薬なので最後に。
今年就活の人も読んでおいて損無いかも。
1.キャリアの本
あくまで後輩たちのことを考えながらこの記事を書いているのでこの1冊。
キャリアの本とラベル付けたけど、スキルセットの話とかマインドセットの話とか含め、網羅的に今身に付けるべきことが書いてある。
城繁幸さんが書いた紹介が良かったんだけどどっかいっちゃった。
色んな書評見てると、「理系も文系力が大事」というのが刺さっている人が多いみたい。
東芝の件もそうだし、シャープの件もそうだし、ちょっと遡るとVWの件とかもあったけど、
まぁ「大企業にぶら下がっていればなんとかなる」という時代は終わってるんですよね。
そういう中で、我々はどういう風にキャリアを描かなければいけないのか。
キャリアを描くために、どう成長し、世の中に適応していけば良いのか。
そういう事を考えるために読んでおいても良いのかなぁと思います。
2.マインドセットの本
マインドセットの話とリーダーシップ論は切り離せないので、これかな。
リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは
- 作者: 中竹竜二
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ぶっちゃけね、リーダーシップ論であれば何でも良いと思うんだけど、その中でもこれ。
前にも書いたんだけど、
僕自身はリーダーシップ関係の本は、自分がリーダー≒マネジメントをするようになってからでいいと思ってたんですよ。
違ったね。
そもそもリーダー≒マネジメント、という認識から間違っていたのだ。
リーダーシップとは何か、という話はここで語るのは荷が重いので避けますが。
早い内に考えておいて良い概念なので、何かしら読むことをオススメします。
まぁ新入社員向け、ということで、このブログを読んでいるような人は大半がリーダーではなく、
「フォロワー」としてのスタートになるでしょう。
なので、「フォロワーという立場で」リーダーシップをどう考えれば良いか。
ということを考えるならこの本がベターかと思います。
3.スキルセットの本
やはりこれは外せないやつ。
この本は年1くらいで読み返す価値あります。長く使えるのでコスパがダントツに良い。
何が書いてあるかって、知的生産(ホワイトカラーのお仕事)を如何に効率よくやるか、ということ。
恐らくこのブログを読んでいる様な人は、大半がホワイトカラーなお仕事なんじゃないかと思います。
そんな大半の人の仕事が、より高パフォーマンスになる本。
もしかすると、仕事初めて最初は読んでもそれほど発見は無いのかもしれないけど。
経験を積むにしたがって、自分の仕事が生産的なのかどうなのか、よく見えるようになってくると思う。
仕事で困った時に、戻ってくる本としても良いです。
+1.劇薬
この時期の定番の話も少し触れときます。
やっぱ入社したら読む本の定番の話はしておかないと。
(確か定番と言っていいくらいには売れてたはず)
なぜ劇薬、という書き方をするかというと。
結構ブラックなんですよ書いてあること。
中身は、新卒で入った人がどうやって信頼を積むか、という方法論。
新卒に一番無いのは知識でも経験でもなくて、「信頼と実績」なのですよね。
その2つのうち、信頼を最短で実践するための方法が書いてある。
のだけれど。
ガチの意識高い人が読むと「なるほどね」と感じなのだろうけれど、
そうでもない人が読むと「なんだこのブラック企業は」となる。
ライフネット生命なんか絶対入るか、と。
プライベートでも仕事の事考えろ的なのとかね。
なので、そのあたりを良く考えて読める人には良いかもしれない。
総括
ということで3+1冊。
イシューからはじめよは多分紙で買ったほうが良いです。読み返す前提。
あとは電子版でも良いんじゃない。
どれも結構定番で売れてる本なので読んでみて損は無いかと思っております。
社会人生活は楽しいですよ。