データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

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自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

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【読書記録】ドラッカーがわかる本

 はい。

図解 ドラッカーがわかる本

図解 ドラッカーがわかる本

 

 何か怪しげなタイトルの本です。いつどこで買ったのか全く記憶に無いんだけど、家に積まれてました。多分コンビニか何かで買ったんじゃないかな。定価500円て書いてあるし。

 

で、怪しげなタイトルなのでサクッと読んでサクッと処分しようかと思ったのですけど。思ったよりもドラッカー入門としては悪くなかったな、という感じ。ドラッカーの言うビジネス手法もそうなんだけど、ドラッカーという人間に対する理解から入る辺りが伝記っぽさもあって悪くない作りだと思う。

 

ドラッカー関連書籍と言ったら恐らく大半の人は、エッセンシャル版マネジメントか、もしドラあたりから入るんじゃないかなーと思うんですけど。ドラッカーって結構わかりにくい言葉を使うので、読みにくいんですよね。もしドラはまあ所詮エンタメだし。ドラッカーは原著で読んでもわかりにくい英語を使う。

 

なので、ドラッカー読んでわかりにくいなって思ったらとりあえずこれを読む、くらいの感じで読むと結構良いのかな、という印象。ドラッカーはこの言葉をこういう意味で使っています、とか。ドラッカーの有名な言葉はこういうところで使われてます、とか。そういう解説本。ドラッカーのわかりにくい言葉を平易に言い直して、解釈と事例を付け加えていくような感じ。

 

ただし、わかりやすい反面、この人本当にドラッカーの事理解してるのかな、(というか経営の事理解してるのかな)と思う部分もいくつかあったので鵜呑みは危険かもしれない。典型的なのは「マーケティング」の項で、一般的なマーケティングの解釈もドラッカーの解釈も間違っている。

 

とは言え、わかりやすさと手軽さ、お値段に加えて網羅性も高いので、入門書とサクッと1回読んでおくのは良いかもしれない。