【読書記録】プラットフォーム ブランディング
また おひさしぶりになってしまった。
ブランディングの本です。タイトルの通り。
マーケ(デジタルマーケ)の仕事を普段しているんだけど、「ブランディング」についてはちゃんと勉強したことが一度もなかったな、、と思い、購入した本。一言で言うなら、めちゃくちゃ良かった。
デジタルマーケの世界にいると、ブランディング=大金をかけて広告を出すこと、という短絡的な方向になりがちなんだけど、まぁ違うよねっていう。個人的には、すぐ仕事に役に立ったりとかして。
特に役に立ったのは、「ブランドターゲット」と「セールスターゲット」のあたり。ブランドとしてのターゲットと、実際に買ってる人というのは往々にして異なる、というのが、わかってはいたんだけどちゃんと言語化している人がいた、というのが、結構説得力増す部分だったりして。
ブランディングの基本のキから、現代に至るまでのブランディングの変化までが網羅されていて、非常にクオリティ高く仕上がってるんですよね。日本人の書くマーケ系の本でここまでちゃんとしてるの、珍しいんじゃないでしょうかね。自分が知らないだけかもわからんけど。
強いていうなら、マーケの本はどうしても事例並べる方向になりがちで、ファクトの部分は若干弱いなぁという気はするんだけどまぁそこまでは求めるまい。