【読書記録】なぜ「戦略」で差がつくのか -戦略思考でマーケティングは強くなる-
久々の読書記録。
読んでないわけじゃないんだけど、あんま書くことない本が多くて。その辺はまとめてどっかのタイミングで紹介します。
で、この本は久々の当たりかな、と。書いたのは資生堂の音部大輔さん。仕事で資生堂と関わりがあるので、なんか良いネタないかな、と思って読んでみたのがきっかけ。音部さん自身は、資生堂の人というよりも、P&Gやらダノンやらを渡り歩いてきたマーケターの人。
で、がっつりマーケ系の本なのかと思っていたらそうでもなくて。がっつり戦略の本、という感じでした。戦略の本って他に読んだことなかったので結構新鮮ではあったんだけど、これが他の戦略本とくらべてどう、という比較の仕方はできないのでまぁそういう感じで読んだ次第。
戦略とは、「目的達成のために資源をどう利用するかの指針」という定義付けをしているのだけれど、この考え方自体はとてもシンプルで応用がきく便利な思考だとは思う。どんな小さな個人的な行動でも、組織の大きな動き方でも、この思考が回るだけでとても効果的になりそう。
「人生の攻略法」その2。「お金で幸せを買う方法」の基本プレイ戦略とハードモードの図。ver 0.5。ほぼ完成だけど、もうちょい整理したい。 pic.twitter.com/jtQ4U65iRA
— 深津 貴之 (@fladdict) 2016年9月12日
僕、このツイートが大好きなんだけど。まさにこの考え方って資源を効果的に殖やす方法そのものであって。こういう、資源を効果的に殖やすような考え方が仕事の上でもできてくるようになると、組織全体がうまく回るんだろうな。
ひとつひとつ咀嚼していくのはなかなか大変な本なので、またそのうち読み返そうと思う次第。