データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

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自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

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【読書記録】リーダーシップからフォロワーシップへ

引っ越しでバタバタしてたので更新ができていなかった。 

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

 

 

リーダーシップ論に対する僕の認識に関しては、他の書評でも書いているので割愛します。

その中でも、ちょっと変わっているというか、新しいというか、日本的なのかもしれないけど。

リーダーというと、カリスマ的に人を引っ張っていく人の事をイメージする人が多いと思うのだけれど。

それとはちょっと違うリーダーシップの在り方を書いた本。

 

以前読んだ賢者のリーダーシップという本でも、5人目に中竹さんが登場しておりますが、

著者は元早稲田ラグビー監督で、今は日本代表の監督代理的な事もやっているらしい。

 

「リーダー」というとどうしても「肩書き」という印象があるんだけど。

本質的にリーダーとは何か、というのを考えだすと割と迷宮入りしますね。

 

この本ではリーダーと、リーダー以外=フォロワーの関係を丁寧に紐解きながら、

それぞれがどう動くべきか、どうなるべきか、というのを早稲田ラグビー監督の経験を元に論じている。

かの五郎丸もこの著者に育てられている。

 

中身は、いくつか付箋はったんだけどひとつだけ紹介。

スキルの習得よりも、スタイルの確立こそが、これからのリーダーに必要な条件である。

著者は、強烈なカリスマリーダーだった前任者と比較した時に、あまりにも遠かったためいある意味自分のスタイルを確立せざるを得なかったのかもしれない。

なぜスタイルが必要なのか、スタイルとは何なのか、は本を読んで欲しいんだけど、

スキルではなくスタイル、というのは結構重要な視点。

 

恐らく、非常に「日本的」なリーダーシップ論の在り方を書いた本だと思うんですよね。

読んでみて損は無い一冊だと思います。