【読書記録】Hard Things
まとめ。
- 作者: ベン・ホロウィッツ,小澤隆生,滑川海彦、高橋信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本
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今までのやつ
- 【読書記録】Hard Things 1. ワン型とツー型
- 【読書記録】Hard Things 2. 戦時と平時
- 【読書記録】Hard Things 3. 戦略とはストーリーである
- 【読書記録】Hard Things 4. 経験と机上の論理
まとめ的な
何度か書いた気がするんだけど、
全体的に読んでて「腑に落ちる」という感覚はそんなに多くないです。
これは、リーダーシップの旅を読んだ感想と同じで、
経験の少なさゆえの感想なのだと思います。
この本は、ベンチャーのCEOが失敗を繰り返す話なのだけれど、
そこまで「追いつめられるような経験」とか、
「組織を率いる経験」というのが不足しているからなのだと思う。
それを差し引いて、別にCEOとかじゃなくても参考になるんじゃない、というのが、
上に挙げた4点。
特にワン型=戦略派と、ツー型=行動派という2つの分け方。
まさに今ちょうど(この記事を書いている時点で)、
この違い、視点の違いに悩まされていたりする。
僕は圧倒的にワン度が高いので今徹底的に理詰めしていたりします。
一方で視点が違ってもそんなにイライラしたりしないので、
(どう説明しようかで結構悩んでいたりするけど)
それはこの本のおかげかもしれないなぁと思っています。
自分にツーの要素が足りないのもわかっているので、
どこかで妥協が必要。
ということで、
もう少し、組織マネジメントがわかるようになってくると、
こういう本が腑に落ちるようになるのかなぁと思っています。
まだちょっと早かった。