データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

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自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

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経験と机上の論理

読書記録】Hard Things 4.

意外とこの本は面白いんだけどブログのネタを絞りだすのが難しいのだ。

 

HARD THINGS

HARD THINGS

 

 kindle 位置 No 4556/4915

CEO特有のスキルを身につける唯一の方法はCEOとして経験を積むことだ。残念ながら、この面でわれわれが手助けできることは限られている。教室の講義でCEOとしてのスキルが身につくなら、教室の講義でNFLプロフットボール選手が養成できるだろう。 

 この本で何度も語られていることなのだけれど、
CEOのスキルを身につけるにはCEOとしての経験を積むしかない。

 

プロテニス選手になるにはテニスの試合を経験しなければならないのは当然で、
いくら基礎体力があって毎日素振りをしていても、
実践をしなければプロの選手にはなれないわけだ。

 

同時に、その逆もある。
いくら練習を重ねても、対戦相手の研究や、新たな戦略への対応など、
スポーツ選手がフィールド意外でも戦っているのは結構想像できると思う。

 

一方、日本の社会人はというと。
恐らく大学までは一切"経験"を積まずに、机上の論理だけを勉強する。
そして大学を出てからは"実戦経験だけ"を積んでいく人が多いのだろう。

 

経験と論理は、どちらが上、というものではない。
経験があるからこそ、論理が活きるし、
論理があるからこそ効率的な経験ができる。

 

普通、会社で机上の論理を勉強する時間って、
最初のせいぜい数年しかもらえないんですよね。
だから、そこから先は、経験は自然に積めるものなので、
そこに論理をエッセンスとして付け加えていく必要がある。

 

逆に研究者なんかは、実践が乏しくなるだろうから、
実践をちゃんとやらなきゃいけないですね。