【読書記録】リーダーシップの旅
ということでまとめ回です。
過去の記事
- 【読書記録】リーダーシップの旅 1 桃太郎は何故英雄なのか。
- 【読書記録】リーダーシップの旅 2 I have a dream
- 【読書記録】リーダーシップの旅 3 マネジメントとリーダーシップの違い
- 【読書記録】リーダーシップの旅 4 組織化が組織を破滅させる
- 【読書記録】リーダーシップの旅 5 怠惰な多忙
新書ってこんな重かったっけ
って思ったのが印象的かな。
新書ってもっと軽い気持ちで読んでサクッと終わらせるものだと思ってたんだけど、
まぁ、重い。
会社の教育プログラム的なやつで、
賢者のリーダーシップと共に"読まされた"本なんだけど、
「あいつこっちの本は諦めたらしいっすよww」という噂も聞くくらい、重い。
それだけ内容が濃く、難しく、考える事が多いものでした。
これで780円+税というのはお買い得とも言えるのではないでしょうかね。
中身について
中身については、上のリンクにも貼ったあたりが印象に残りました。が。
全体的に、あまり、「腑に落ちる」感覚が無かったのは確かで。
それは上の「重さ」とも関係するんだけど。
多分、内容が濃すぎて理解に時間がかかるのと、
もう一つは、経験の少なさに起因するのかなーと思いました。
リーダーシップを自ら取って、実践した経験がなさすぎてしっくり来ないところが多いのかな、と。
それでもあぁ、ここは重要だな、というところはたくさんあるのですけれど。
きっとまた経験を積んだあとに読んでみると、
発見できるものが違うのかなぁという気がしました。
あとは、古典や物語からの引用が多かったのも印象的ですね。
「今最前線」のリーダーから引用するのではなく、
世界史の授業で習うような人からリーダーシップを学ぼうとする。
これって要するに、
「時代に流されないリーダーシップの本質」とは何か
を捉えようとするからこそこういうアプローチになるのだろう。
そういう意味で、
本質がどこにあるのかを考えながら、「読み解いていく」のには
非常に良い題材になる本だなぁと思いました。