読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何となく脳汁を垂れ流す

データサイエンティスト見習いの卵補佐が少ない脳みその絞り汁をヘンゼルとグレーテルの如く点々と垂らしていくブログ。

怠惰な多忙。

読書

http://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fimgcc.naver.jp%2Fkaze%2Fmission%2FUSER%2F20150209%2F25%2F2970375%2F21%2F240x320xc2bdb008ef2c7ba4b6f235d7.jpg%2F300%2F600&twidth=300&theight=0&qlt=80&res_format=jpg&op=r

【読書記録】リーダーシップの旅 5

ミサワと見せかけて続き。

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

 

 

P169。

現代を忙しくは生きているが、今やっていることの意味を探すような来し方の内省をせずに、過ぎ去る今日を集中力無く気が散るままにカラ元気で生きるのは、よしたほうがいいということだ。 

 「怠惰な多忙」というのは帝政ローマ初期の哲学者、セネカが残した言葉だそう。

 

ロンドン大学教授、スマントラ・ゴシャールは、


毎日を多忙に過ごしているにもかかわらず、本当に必要で意義があり、真の充足感をもたらしてくれる何かについては、まったく達成できていない状態

のことを、

アクティブ・ノンアクション

と定義した。

まさによく見るミサワの事。

 

組織の中でも信頼の厚い出来る人が、
周囲の要望を受け、結果、「自分の意思」を忘れ、
他人の要望の中で生きている状態は割りとよくありそう。

 

本の中では、「エネルギーは高いが、集中力が低い」「空回りタイプ」と言い換えている。

生産性が低い、と言い換えてもしっくり来る。

 

「仕事のできる多忙なビジネスマン」ほど、
大きな絵を描く時間が無く、小さな目の前の課題にばかり目が行き、
本質的な解決策を見出さない。
結果として自らを追い込んでいる。

日本人にはこのタイプが非常に多そう。

 

下っ端のプレイヤーだったら、
今後生産性を上げていきましょう、で良いのだけれど。

生産性の低さに慣れてしまった組織で、
生産性の低いマネージャーが横行してしまうような場合、
脱却は困難となるだろう。

 

脱却の方法として、
本書では、「内省」を奨めている。

ある活動の後に、
後付でも良いのでどのような"意味"があったのか、振り返る。

それにより、「意味のない行動」を減らしていこう、という。

 

忙しく労働することは美徳ではない。
余裕を持った労働で、高い価値を上げるのが美しいのだ。