データエンハンサーの戯言置き場

データサイエンティストを挫折した人がデータとアナリシスのエンハンスメントについて考える

はじめての方へ

このページは初めての方に向けた自己紹介とその他諸々のページです。よしなに。




自己紹介

某インターネット企業にてデータアナリストを経てデータサイエンティストになれず、データエンハンサー(自称)、アナリシスエンハンサー(自称)をやっております。 ブログの内容は個人の意見・見解であり、所属組織の意見・見解とは異なる事があります。




データエンハンサーとは

自称です。

lucies.hatenablog.com




↓それでは最新記事をどうぞ↓



情報のふるい方

<まえがき>
入社してから何回か、フリーテーマでスピーチする機会があって。そういう時って大体、ビジネス書を紹介してみたり、ニュース記事を紹介してみたり、そういう事をするんだけど。必ず出る質問に、「どうやってそういう情報を手に入れているのか?」というのがあるんですよね。ということで、その辺のお話。

 

<結論>
結論から先に言っておきますと、「個々人で好きなことを好きなように仕入れなよ、それが”個性”になるから。」というのが僕の主張。ここから下に書いてあることは、ただそれをダラダラ言ってるだけです。

 

<情報にはストックとフローがある>
と、個人的には考えていて。例えば新聞とか、ニュースとか、そういうのは「フローな情報」。書籍とかは「ストック情報」。そこに厳密な境界って存在しないけど、前者は比較的価値のある時間が短いもの。後者は後々読んでも価値のある情報、という感じ。

それぞれ、使い道が異なるんですよね。ストック情報は、「必要な時に探す」べき情報であって、フロー情報は探すべき情報を教えてくれるインデックス、というイメージ。例えば、

ルネサンス高校、3,400名の生徒にタブレット配布「タブレット×デジタル教科書」 | リセマム

こういうニュース(=フロー情報)が流れてきたとして。じゃあ、これを自分たちも教育アプリを作ろう!という企画をするとする。そしたら次に、そのアプリはどうあるべきか考える為に、教育とITについて書かれた本(=ストック情報)を探す。といった具合。フロー情報はストックを導くためのトリガーという風に考えてみても良いかもしれない。この例で伝わるかどうかわからないけど、そういう感じ。

で、ストック情報は見つけるの簡単なんですよ。こういう情報が欲しい!って思った時に、Google先生に聞けばすぐ教えてくれる。Amazon書士でもいい。多分みんなが悩むのって、フローの方なんだよね。

 

<フロー情報の選び方。>
情報化社会、なんて言葉が使われるようになって久しいですが。今の時代、本当に情報って溢れてるんですよね。このブログも含めて。その溢れた情報の中から、必要な情報をどうやって見つけるのか。考え方って色々あるんだけど、一番重要なのは、「完璧を求めない」事だと思うんだよね。

当然だけどさ、あらゆる情報を全て読む、何て事は不可能ですよ。それが出来る人がいるならGoogleのサーバーは要らない。ということでまず、100%を求めないのが、情報を上手く扱う一つ目のコツ。

 

<イメージとしては。>
「砂漠がある」「砂漠の中から調査エリアを決める」「その中から目視で目についた砂を拾う」という感じ。「情報の海」なんていう言い回しがあるけど、今回は話しやすいので、「情報の砂漠」という言い回しを使う。

砂漠の砂を全て調べる、何てことは人間には不可能ですよ。だからまず、どこを調べるか、というエリアを決める。例えばこれは、「日経新聞」とか「ヤフーニュース」とか「ホリエモン」とか。メディアであったり、個人であったりする。

じゃあ、どの「エリア」を調べればいいか。それはもう、直感で良いんじゃないかな。ここでどの「エリア」を選ぶか、その時点で個性は出る。そこに正解も間違いも無い。重要なのは、「誰を選ぶのが正解か」ではなく、「そこで選んだメディアをどう活用するか」だ。もしそのエリアで満足する成果が上がらないなら他のエリアも調査すればいい。ただそれだけの話。あまり気負わないでも、自然に自分に合ったエリアって、見つかる。

エリアが決まったらその中から、目に付く石を探す。恐らく、エリアを絞ったとしてもまだ情報量って多い。その中からふるいにかけるのは、目視でいい。自分が普段気にしている事項であれば自然に目にとまるものだし、本当に重要な情報であれば何度も流れてくる。目に触れる回数が増える。例え逃したとしてもそれは所詮その場限りで流れていく情報だし、たった一つ二つの情報で人生が決まるほど人生って単純じゃない。だから、気負わないで、目についたものだけ見る。

 

<僕なりの方法書くよ>
これは僕のやりかたね。僕は普段、Twitterを使って情報を整理する。ちなみにアカウントはこれ。スタートは普通に、所謂「リア友」とフォローし合うだけだったんだけど。リツイートで流れてくるものの中から気になるアカウントをフォローしていく感じに。気づくと結構自分にとって気持ちいいニュースフィードツールが出来上がっていた。今でも普通にリア友との交流にも使うけどね。

そういう交流用と分けたい人はアカウント2つ作ってJanetterあたりで管理してもいいし、RSSリーダーの類とか使ってもいいし。その辺も個性の出るところだからどんな方法でも良いと思う。

情報を得る相手としては大きく2つ。一つはメディア組織、一つは個人メディア。メディア組織っていうのは新聞とか、ネットニュースサイトとか。個人メディアっていうのは、そういう情報を集めて、自分なりに二次加工して発信していく人たち。二次加工の形にも色々あるけど、大体大きく分けるとそんな感じ。

 

ということで、ためになるオススメアカウントを最後に並べて終わりにするよ。

<--メディア-->

・各新聞社→日経読売あたりをコンボにしておくと大体網羅できるかなー。朝日毎日とかはお好みで、という感じ。各新聞社とも、紙面ごとにアカウントあったりしてRTが邪魔だったりするので、その辺は適宜ミュート/ブロック。僕は読売スポーツとかその辺はブロックしている。

Wired→日本の新聞社とかを除いて、メディアを挙げるなら真っ先にこれ。最先端の技術の話とかが充実しているのでオススメ。

Cnet,Zdnet→IT系ならこの辺。

<--個人-->(敬称は略させて頂きます)

竹内健→他の誰を差し置いてもこの人はオススメ。若い人には特に。元東芝、現中央大教授。

佐々木俊尚→IT系ジャーナリスト。発信量が多いだけに、批判もあるけど、結構色々な情報を流している。主に朝に。

ちきりん→正体不明のブロガー。と言われているが中身はマッキンゼー勝間和代さんを採用したコンサルタントらしい。

常見陽平→元リクルート、現色々やってる人。「僕たちはガンダムのジムである」等著書多数。人材系の話とかだったらこの人、って感じ。

やまもといちろう→投資家とか。好き嫌いは分かれる独特のdisり口調が特徴。個人的に凄く好き。

ちょっと個人の部分は多くなるしリンク貼るのめんどくさくなってきたからこの辺で終わりにしようかな。あとは樹林伸さんとか深津貴之さんとか池田信夫さんとか宋文洲さんとかホリエモンとか家入一真さんとか津田大介さんとか東浩紀さんとかとかetc...

興味があったら僕のフォローでも覗いて見てちょ。

 

そんな感じでしたとさ。