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何となく脳汁を垂れ流す

データサイエンティスト見習いの卵補佐が少ない脳みその絞り汁をヘンゼルとグレーテルの如く点々と垂らしていくブログ。

#define クールジャパン 迷走

まじめなこと

<まえがき>
お久しぶりになりましたがまぁここんとこ忙しかったっていうわけでも別に無いんだけどモチベ上がらなかったとかなんというか言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、POISON。

 

<概要>
ちょっとクールジャパン戦略付近にネタが転がってきたので読んでみた。以下リンク。

本気か?クールジャパン政策(中村 伊知哉) - 個人 - Yahoo!ニュース

「クールジャパン」は民間主導でいいんじゃないの(山本 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

1 ポップカルチャーに関する分科会(第2回)出席者 平成25年4月25日 17:00~18:00 於:総理大臣官邸3階南会議室 稲田 朋美 クールジャパン戦略担当大臣 世耕 弘成 内閣

 まーなんつーかクールジャパンの迷走してる感は素晴らしいと思うのね。

 

<思った事をつらつらと。>

1.アニメーターの労働環境って改善されるの?
っていう疑問。というか、どうやって改善するの?という疑問か。中村先生の話だと、税制を変えれば、という事は言われているけれども。じゃあそれだけで変わるものなのかなーっていう辺りは疑問でして。逆に、今それだけ過酷な状態で成り立ってるって事は、それでも働きたいって人が多いからなんですよね。そこそこ絵を描ける素人っていくらでも居るわけで、そりゃーアニメーターも余りますわって。SEの底辺と構造は同じだと思ったりするわけです。替わりがきく世界。そうなるとまぁ生産性を上げて賃金上げるのがもあべたーじゃないのかなーとか思いつつもそうするとそもそもの雇用自体は減るしそもそも生産性どうやって上げるのかっていうのもあったりして中々難しそうだなーとかとも思うわけで。だったら売上の方伸ばすしか無いでしょうって言っても海外には市場がありません、じゃあどうしようも無いわよね。

 

2.海外で売ろうと思ったら市場を育てる方向が必要よね。

じゃあどうやるのって、日常学園系が海外で売れないのは確かだし少女系も地域によるだろうけどまぁ微妙なところなのでやっぱりベタなロボット・バトル・ヒーローあたりのコンテンツを重点的に強化して海外に売って時間をかけて市場を広げていくくらいが妥当なのかも知れないなーとか、そもそもアニメコンテンツも国内では増えすぎたんじゃないか、とか。

まぁ要因はいくらでも上がるわけで、本気でこの辺で世界を取るならアメリカにハリウッドがあるように日本にはアキバがある、という状態にまで持っていかなきゃいけないよなーとか。

日本でも、大人が漫画・アニメを堂々と見るようになったのってここ十数年くらいだと思うんですよね。それまではオタクってどちらかというとアングラだったじゃないですか。だったら、海外に売ろうと思ったら最低でも同じくらいの時間をかけるつもりで売らないとね。ナルトがアメリカで売れたから他もいけるんじゃないか、というのは早計でしたね。伸びてる時ほど気を引き締めなければいけない、というのは誰が何度同じ失敗をしても中々広まらないものです。

 

3.内向きと外向きとよー考えないとごっちゃになりそう。

伝統産業との融合、とかって話は、そりゃ飴細工とアニメのコラボとかは面白いけど、じゃあそれをアメリカで同じ事するの?って言ったらちょっと微妙じゃないですか。英語話せる飴職人今から育てるんですか。伝統工芸それぞれに対して育てるんですか、って。あくまで国内で、観光客向けにやるものですよね、日本橋(東京)のあたりとかで。

伝統産業が海外で売れるの、って言ったら微妙なところじゃないですか。あなたの家に日本で買った海外の伝統工芸品ってありますかって。おみやげで買ったものはあるかもしれないけど国内で買ったものって殆ど無いと思うのよね。あくまで伝統産業は国内で、という止め方をしないと、税金の無駄遣いで終わりそう。そんなに人材たくさんいるわけじゃないし。

同じ融合ならさー、海外の、現地の文化とくっつけたらどうなんですかね。ハローキティなんかその辺見事じゃないですか。(参考)→http://news.livedoor.com/article/detail/7006188/

結局は、ハードウェア的なものづくりがそうであるように、コンテンツも現地で売ってくれる人、作ってくれる人を育てないとダメだと思うんですよね。ローカライズは必要ですよ、ジョジョの失敗だってあるわけですし。日本のコンテンツそのまま持っていったら売れると思ってる感が否めないんですよね、全体的に。

 

4.楽天さん出番ですよ。

漫画用電子書籍さっさと作りましょうよ、って樹林さんが言ってるし、作りましょうよ。それで漫画をガンガン配りましょうよ。ユニクロがさ、将来の市場を広げる為に赤字出しながら東南アジアで服売ってるじゃないですか、確か。ソースが見つからない。確かそんな戦略取ってたはず。レディへとかナイン・インチ・ネイルズyoutubeでタダで聞けるようにしてライブの売り上げを伸ばしている、とか。コンテンツに関しては、タダが当然な部分ってあるんですよね。youtube然り、テレビだってそもそもそうだし。何を配って何を売るか、という選択は必要ですよね。楽天Amazonに対抗するにはここが一番良いポジションのような気もするしね。

それと。海賊版が横行する一つの原因って、そもそも正規版が手に入らない、手に入っても高い、というのが現状でしょ。だったら正規版も無料にしちゃおうよ。無料にしてライセンス料で元取ろうよ、ていう。ほら海賊版作ってるやつらザマァ。まぁ全部が全部同じビジネスモデルでやっていけるわけはないので、一番売れるやつをタダにすればいいんじゃないかな、っていう。本気でやるならまず市場を作るのが最優先だし。一番売れる奴は、日本でも市場を十分獲得してるやつだから、英語に翻訳して配ってライセンス料で稼ぐ、っていう方式なら十分元をとれると思うんだけどね。「デジタルなものは遅かれ早かれすべてフリーになる」とはクリス・アンダーソンの"FREE"に書いてある言葉。大事に既得権益を温存するよりよっぽど将来性あると思うのです。

 

<まとめ>
で、政府がこれをどれだけの時間かけるつもりなのか、どこまで本気なのか、というのが見えてこないあたりがまだ愚策感の拭えない原因のような気はするんですよね。目標とは「いつまでに」「どのくらい」だって話はこないだ書きましたけど。あとはまぁ、クリエイティブ産業ってクリエイターのモチベーションが直に現れる世界なのでその辺を考慮して、クリエイターがどうしたら参加したくなるか、という事をもっとよー考えてほしいですかね。

全体的には色々な事を同時にやって行かなければならない、離れ業を要求される曲芸的政策だと思うんだけど、あまり議論を発散させないで短期中期長期とそれぞれの視点で何をどうやって、って話さないとそれぞれが好き勝手に言いたいこと言って終わる感じになってるよね。

個人的にはちょっと自分のビジネス的にやりたい事ができてきたような見えてくるような、そんな雰囲気も漂ってるところなのでもう少し見守りたい所存。弊社でも出来る事たくさんありそうな匂いがしてる。

そんな感じ。ホントはまだ言いたいことたくさんあるけどこの記事ここまで書くのに5時間くらいかけて疲れたのでこの辺で。